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My salad days in Washington, D.C.

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2004年 10月 18日

Door-to-door voter education in Philadelphia

 先日も書いた、アメリカ政治システムのクラスで、大統領選挙前にどこかの団体でボランティアをして来い、という宿題が課され、今日はDCから車で2時間半ぐらいの距離のフィラデルフィア(映画「シックスセンス」の舞台ね)、近郊の住宅街で一軒々々ドアをたたいて「選挙に行きましょう」という呼びかけをしてきました。

 ってか、私は選挙権もないのにノコノコと出かけていって、ペアの女の子と一緒に50軒ぐらい回り、メインはその子に喋ってもらって、私は合いの手を入れるだけだったんだけど。
(Thank you, Alicia!) 主催団体が、妊娠中絶賛成派の Pro-choice America だったので、アンチブッシュの人ばかりでした。「プロチョイスアメリカ」自体は、issue oriented
group なので、どちらかの党に属している訳ではないのです。だから、民主党からは独立しているのですが、今日リストを渡されて回ったお家は、民主党またはまだ決めかねている人々のところでした。

 門前払いを食らった家もあったし、ボランティアに参加すると約束してくれたところもあったし、「ブッシュに投票するよ」と言われ「お時間を戴きありがとうございました、良い一日を」とそそくさと去った家もありました。でも、住んでもいない町で、選挙権も持っていない外国人が、まどろっこしい英語で話しかけるのは、変だよなぁ。住人はほとんど白人ばっかりだったし。

 大学以外の社会に、一人で出て行くのは初めてだったので、いろんな人に会えて良かったなと思います。一緒に往復の車で一緒だった女性は、ケリーの政策委員会で働いているという、気さくで素敵な方でした。四人乗りのバンに分乗して向かったのですが、私の車のメンバーは、皆DC内のロビイストや、女性問題(あ、DV根絶とかシングルマザーの地位向上とかの方ね(笑))グループのインターン生でした。「…政治システム」の講義で聞いたり読んだりする世界を、生で垣間見る事ができました。さーて、この経験に基づいてペーパーを書かねば。

by my-salad-days | 2004-10-18 11:22 | Exchange


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