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My salad days in Washington, D.C.

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2004年 05月 30日

家族喧嘩一考

私の住んでいるところは、のどかな住宅街で、まわりには一軒家が並んでいます。
道を挟んで向かいの家には、パパが西洋出身のファミリーがいるのですが、
ここの人たち、喧嘩がすごい。
あっぱれです。

気持よく晴れた日曜日、窓を開け放しにして、まずお母さんとお父さんの罵り愛が、
いえ、罵り合いが始まります。
お父さんは英語で、がなっている。(興奮しているので、何と言っているか聞き取れず。)
お母さんはすかさず、それに日本語で応戦します。
そして、子供達は、「やめてー、やめてー」と間に入ります。
けなげで涙をそそります。
でも、喧嘩をして30分も経てば、家族仲良く車に乗ってお出かけしたりするんです。

好奇心から、こないだ表札をチラッと覗いたところ、
ファミリーネームは東欧系のお名前でした。
響いてくる英語は、別にアメリカ訛りではないので、
もしかしたらパパの母国語は英語ではないかもしれません。
でも、夫婦のコミュニケーションをとるのに、英語でまくし立てている。
極東の地で、家族生活を営むのはきっと大変だろうなあ。

ここに住み始めてすぐは、この喧嘩にびっくりしたものですが、
最近は慣れてきて、今日は何で喧嘩してんだろう?ぐらいにしか考えなくなりました。
逆に、ワーッと発散して、後引きしない喧嘩は、
まわりがみていても気持ちのよいものであります。
私が子供の頃も、家族内での喧嘩はありましたが、
ここまでスカーッとオープンな雰囲気ではありませんでした。
両親が喧嘩をすると、子供は身の置き所がなく悲しくなるものですが、
私ももっと、両親の衣のすそにしがみついてでも、
「けんかしないでー。」と泣きつけばよかったかなぁ?
私は両親の前では泣かないくせに、
一人で部屋で悲しんだりしていたものですから、陰気な子供でした。

by my-salad-days | 2004-05-30 10:58 | 日誌


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